「妊娠中の歯科治療」

妊娠初期および出産直前以外であれば、基本的には妊娠時であっても歯科治療は多くの場合で可能です。
ただし、これには個人差がありますので一概に言えることではありません。

最初の3ヶ月と最後の3ヶ月は避けた方が良い、、、などとよく言われたりします。
これはある意味で正しいのですが、全てのケースに当てはまることではありません。
物凄く強い痛みがあるのに「4ヶ月目に入っていないから」という理由で必死に我慢をするというのは、母体に強いストレスが加わり、かえってお腹の子に悪 影響があるというものです。
歯周病があるのに、その間に放置することによって歯周病を悪化させることも、かえって悪影響となるでしょう。

もちろん妊娠中は通常の歯科治療と全く同様のことができるわけではありません。
避けたほうが良い治療というのもあります。
その時点での優先すべきことは何か、ということを担当医と良く話し合うことが必要です。
そして一番大切なのは、妊娠する前に両親ともしっかりと口腔ケアをしておくことです。


「妊娠と内服薬の関係」

妊娠11週までは薬の影響が強く出るため、本当に必要なとき以外は控えた方が良いでしょう。
これは胎児の器官が形成されてゆく時期であるためであり、薬の影響が出やすい時期だからです。
安全性が確立されている薬と確立されていない薬、催奇形性などの危険性が報告されている薬など様々ですので、担当医の指示に従うことが大切です。
治療にかかる際は、あらかじめ妊娠時期を担当医に報告しておく必要があることは言うまでもありません。


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